このブログは2014年9月11日にアップして以来、今でもコンスタントに毎月たくさんの閲覧がある人気のブログです。
なるほど読み直してみるとたしかに女性受けする内容であり、タイトルはじめ皆さんが好きそうなワードが随所に散りばめられているブログですね。
今日は7年ぶりにこの人気ブログを改めて同じタイトルで書いてみたいと思います。
いま書くとどうなるのか?書籍やコラムを書くときも同じなのですが、下準備したり、下書きしたり、資料を参考にしたりして、普通はよりいいものを書こうとすると思うのですが、僕のライティングは全般的に思いつき(笑)でその時々に書きながら考えて、思考をまとめていく、って感じで一通り書いて、最後にすらっと読んで誤字脱字を訂正して終わる、っていう、ある意味無責任な書き方ですよね。すべて自分の主観を体内から外側に放り出す感じで書いていますから、正しいか否かはわからない。。だからあまり鵜呑みに信じないでください(笑)
さてどんな文章になるのか、自分でも楽しみだな。
それでは2021年版「新月の生理と満月の生理」です。
『2021年版・満月の生理と新月の生理』
謎の物体「月」。
太陽の様に自ら光を発している星が惑星。
その惑星の周りを回っているのが恒星。
そして月は地球という恒星の周りを回っている衛星です。
その生い立ちというか成り立ち?については諸説ありますが、彗星「月」が地球の横を通り過ぎる時に地球の引力に引き寄せられて、月が含有していたH2Oが全て地球に吸い寄せられ(水の惑星・地球誕生)、質量の軽くなった月はそのまま地球の重力に捕まって衛星として地球の周りを周回することになり現在に至る、というのが真実?なんか本当っぽい説だと思っています、自分的には。
その月は平均29.5日周期で、朔(新月) → 上弦 → 望(満月) → 下弦 → 朔、と見かけの形が変化していきます。これは太陽の光が月に当たる場所が変化するとで見え方が変わるいうことです。
満月の時は地球が太陽と月の引力を両側から受け、新月の時は月の引力に太陽の引力がプラスされることで、より強く海面を持ち上げる力が働き『大潮』となり、満潮と干潮の差が大きくなります。
影響を受けるのは海面の上昇だけではなく、地球上に生存する全ての生物はこの月と太陽の引力の影響をなんらかの形で受けている、というか受けざるを得ないし逃れられない。
以前私がまだ修行中だった頃に、整体の先生かヨガの先生か?はては合気道の先生か気功法の先生か?どなたがおっしゃったのは記憶は定かでないのですが、「満月の影響を受けているのはまだ未熟者だ。玄人は新月の影響を受けるものだ」と言われていたのですが、当時は師の教えに対する疑問符すら持ち合わせておりませんでしたが、いま考えてみてもなぜそうなのかはよくわかりません。いまだに未熟者であるということです。
自然界の生物はこの月の引力の影響下にあり多かれ少なかれ変化を強いられます。
では、われわれ人間は、この月の引力、すなわち月の満ち欠けにどの様な影響をうけているのか?
ダイレクトに影響を受けるのは自律神経系だと思います。
満月になると狼男が変身するのも、イライラしたり徘徊が増えるのも、過換気症候群やパニックアタックが増えるのも皆、月の引力が強くなった影響で起きた自律神経のアンバランスから生じた不具合です。
ちなみにその反対に、月と太陽が90度になりお互いの引力を打ち消し合う、「大潮」に対して「小潮」と呼ばれる、満月と新月の狭間の時期には自律神経に及ぼす月の引力の影響が最小となり、体と精神に生じる不具合も最小になるのだと思います。すなわちネガティブが生じにくく過ごしやすい時期。
月の引力を強く受けると、自律神経にバグりが生じて血液内の成分の変化、すなわちリンパ球と好中球の割合が変わったり、脳内で放出されているホルモンバランスに変化が起きたり、体液のphに変化を期することは何となく想像できますが、私は整体従事者なので体の運動器系、すなわち筋肉〜骨格の変化を考えてみます。
昔から整体で言われているのは、月の引力をダイレクトに受けるのは男性ではなく女性の方であると。では女性のどこで月の引力を受けるのかというと、ズバリ骨盤である。
骨盤の男女差はけっこう大きく、幅が狭く縦長の形状をした男性の骨盤に対して、より仙骨が大きく、より花ば広い形をした女性の骨盤は楔形をした仙骨の入りが甘いため男性の骨盤より安定感がなく、そのために可動性が大きく、生理周期により開閉運動を繰り返していると考えられています。
この開閉運動と言われている骨盤の動きは、実は実際のサイズの大小ではなく、ホルモンバランスの変化により骨盤の靭帯が弛緩することで少し関節がルーズな状態になるかならないかの差である、ということだと現在では言われています。
自然界の影響、ここでいう月の引力の影響を男性より女性の方が受けやすいというのは、エストロゲンとプロゲステロンの分泌バランスに、自律神経のアンバランスがプラスされてしまうので女性の方が敏感、言葉を変えると月の影響にデリケートに体の生理が反応してしまうということだと思うのですね。
では男性は月の影響を全く受けないのかと言えば差にあらず。自律神経のアンバランスをダイレクトに首の筋肉の緊張、すなわち自律神経の急所である首の機能低下として受けています。
どうなるのか? 平たくいうと心がザワつきます、というかイラつくというか、うまくリラックスができづらくなるのですが。
自律神経の機能がおかしくなるというのは、副交感神経のダウンから始まるので、うまくリラックスができない、心と体を緩めることができなくなることから色々波及して心と体が壊れていきます。
ある程度年老いてエネルギー量が少なくなってくれば生じるネガティブもさほど気にならない程度で過ごせていくのですが、若く血気盛んな時にはアンバランスになったエネルギーは外側に向かえば周囲の人たちを傷つけるし、内側に向かえば自らを破壊する要因となる。まるでブレーキが壊れたダンプカーの様に危険です。
さてでは本題に入りますね。
月の引力の影響を受けやすい女性は、月と太陽が同方向に並び引力がより強くなる満月の時に生理になるのがいいのか?
それとも地球を挟み月と太陽が両側に位置して、両方向から引力が働いている新月の時に生理になるのがいいのか?
胃腸と呼吸器があまり強くなく、手足が冷たく、体力のあまりない陰性体質の女性の場合には満月に生理になった方がよろしい。
その反対に、ナチュラルに筋量が多くて比較的体温も高く、比較的体力のある妖精体質の女性の場合には新月に生理になった方がいい。
なぜなら、エネルギー価の高い若年男性が満月にエネルギーを持て余すのと同様、比較的体力のある女性は両方向より引力の働いている精妙なエネルギー下でホルモンバランス、自律神経バランスが崩れた方がよりネガティブは少ない。
その反対に、強烈な引力下でも体力〜エネルギー価の高くない陰性体質の女性なら大きく乱れることはないというかより少ない。
これはぜひとも検証してみたくなってきましたね〜。
ちょっとクライアントの女性陣にヒアリング調査をしてみましょう。
その結果はまたご報告します。
という感じで、いかがでしたでしょうか?
なんか自分でも書きながら文章固いなっていうか、冷たいぞって思いながら書いていたくらいですから、以前のブログの方が読んでいて面白かったんじゃないですか?
でももう開業して31年経つのでファンタジーというか幻想的なことが言えなくなっていますね。
それだけ急激に科学が人体という分野のいろいろなところを解明しているということなんです。
さすがに「整体でガンは治る!」とかいう迷惑整体師など目にすることは無くなりましたが、伝承医学と言われている代替療法にも化学のメスがしっかりと入り込んでいるのが現代です。なのでどうしてもこの様な文体になります。
次はまたまた人気ブログのリブログを書いていきたいと思います!
ぜひお楽しみに!