私はとても南の島が大好きでして、現在の趣味がダイビングという事もあり度々訪れるのですが、仕事柄、いや基本的に好きなので行くと必ずスパ三昧な生活を送っています。先日も少し遅れた夏休みをいただき行ってきたのですが、宿泊先のホテルにちょうどマンダラスパが入っていたもので毎日行っておりました。我が校の主軸の一つ「コンディショニング・アロマ」も私のこのような趣味が高じて誕生したという背景があった訳です。
一流と呼ばれているホテルのスパでアロマトリートメントを受けているのですから、施設の作りやシチュエーションを含めて初日はホントに気持ちいいのですが、2日目からはもう少しこうやって欲しいという要求の方がどんどん強くなって来て、まぁこれも当たり前の事なのですが3日目以降はなぜ自分は不満であるかとの自らへの問いかけを分析しているうちにセッションが終わるわけです。
アロマトリートメントの施術は精油学に基づいてチョイスしたオイル成分を吸引、経皮吸収させながら体液の帰還を促し、筋緊張を弛緩させていき様々な効果を喚起させていくのですが、やはり骨構造の乱れを是正していかない事には元の木網でして、骨格矯正家である私にとってはこの辺りが我慢が出来ない訳でして、「トリートメントを行ないながら骨格の矯正を行なってくれる施設はどこかに無いかな?」とかなり探したのですがまったく見当たらなかったのです。
だったら自分でやってしまおうか!と。これがコンディショニング・アロマを始め諸々が世に出る直接的なきっかけなのですが、このアンダーグランドには以前、私の患者さんで現役アロマセラピストの方々が来院していまして、邪気とりなどのセルフコンディショニングを知らないから当たり前なのですがかなりのネガティブエナジーを纏ってしまっている彼女達の矯正をしていました。まじめに何年も仕事をしていればトリートメントをしながら骨盤の歪みや背骨が狂っている事などはわかっては来るのですが、治す事が出来ない。
生理痛がひどいクライアントの骨盤に歪みが生じている事はわかるし、なんとかしてあげたいけどマッサージしか出来ない。すると、とても責任感が強いその子はクライアントを伴って私のところへ矯正に来るのです。これも当たり前なのですが骨格矯正をするとトリートメントの効きが以前と比べてまったくいいのです。で、彼女はクライアントの為にもなんとか矯正というものを教えてもらえないだろうか??と、そんなような事が多々ありまして、現在の「コンディショニング・アロマ」という矯正テクニックを施しながら行なうトリートメントというものが出来上がっていった訳です。
この「コンディショニング・アロマ」は『ただ癒すだけでは終わらせません!』というのがコンセプトなんです。
リラクゼーション系と医学系と美容系の真ん中なんです。
合理的ですね。