先日、昭和17年生まれのクライアントさんの矯正をしていた時のことお話しです。
その日は特に産後の骨盤矯正で赤ちゃん連れでの来院されるお母さんが多い日でした。
今のお母さんはみなさおキレイですね〜とか、いろいろな会話をしていたのですが、
「私は9人兄弟の末っ子で、母が47歳、父が56歳の時の子供なんですよ」・・・・
えっ。。。。
実は昔から40歳過ぎでの高齢出産というのは、意外と多かったのです。
以前もブログに大正時代の高齢出産の話を書いたのですが、もちろん当時は
不妊治療などありませんから全員が自然妊娠です。
しかもほとんどの人が今よりかなり多産です。
すごいですよね〜。
栄養も今より満ち足りていなかったでしょうし、エルゴもなかったし(笑)
オムツは木綿で洗うタイプだし、食洗機ないし、バギーじゃなくで乳母車、
しかも道路は舗装されていない。。
今は当たり前に腱鞘炎になり、腰痛になり、授乳していて首が固まって動かなくなるけど、
団塊の世代以前のお母さんたちには無縁のものだったそうです。
種として昔の人の方が強かったんですね〜。しみじみと思います。
全く別の角度から高齢出産を眺めるとまたこれも面白いことがあるんです。
それは関東大震災や戦争、近々で言えば東関東大震災の翌年には出生数が増加する、
というのです。
これは危機的な状況に置かれると種の保存のスイッチが入る為だと言われています。
出産数自体が多くなるので必然的に高齢出産の数も上昇します。
産めよ増やせよ!というDNAレベルでの指令が発動されるのでしょうね。
20世紀は平均寿命が30年伸びました。
そして21世紀にはあと20年伸びるそうです。
ほんと?と思いますが、実際に100歳を超える高齢者って昔よりかなり増えていますね。
珍しくなくなっています。
これから訪れる圧倒的な少子高齢化に伴い60歳定年制度も崩壊するでしょうし、
世の中大きく変わりそうですね。
いかに世の中が変わっても、体さえ丈夫で健康ならいかようにも
対応していくことが可能だと思うのです。
健康!元気!
しみじみと大切なことだなと思いながら今日もいらしてくださるクライアントの
お身体を矯正させていただいております。
めずらしく徒然なブログでした。。。
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