yahoo画像より
先日来院された、37歳、第二子を6ヶ月前に出産されたお母さんの症状は、腰から足の付け根がズキッと痛む、といものでした。
妊娠後期にも同じようにお尻から足の付け根の痛みがあったけど、出産したらいあまり痛みを感じなくなった。
しかし、2ヶ月目くらいから腰に疲労が溜まり始めて、朝起きる時にはかなり痛く、座って立つときにも腰が伸びづらい、とう症状が徐々に進んだ、とのことです。
最近では腰よりも足の付け根の方が痛い、という育児期の典型的なケースです。
これは典型的な腰の歪みが骨盤だけでは支えきれずに、股関節の狂いを生じたケースです。案の定、骨盤の歪みは強いものがありました。
しかし、その根底に骨盤の関節の緩みがあり、この緩みが根本的腰の痛みの原因であり、とても厄介なのです。
第二子出産で、上の子がまだ手がかかる年齢だとどうしても体の使い方が大雑把になりがちです。初産の時とは異なり気持ちにも少し余裕があるし、上の子もいるし、やらなければいけないことがてんこ盛りある中で、骨盤ベルトなんてメンド臭くてつけない。そんなこんなで骨盤がルーズな感じで戻りきれない。
当然お尻のラインも拡がっているし、痛みなどの機能的な諸問題も多発します。
施術は、骨盤を中心に、体全身の筋バランスと、骨格の矯正を行いました。痛みはその場でほぼゼロにする事ができました。
出産後の骨盤矯正は、本当に全員が受けて欲しいと、真剣に思います。
ビフォー&アフターで体の感じがまったくちがいますから。。